Teinosuke Kinugasa — Director (19)
女優 (1947) [Movie] Douban
20世紀初頭、明治後半の東京。新劇を推進する「文芸協会」は、大久保博士(進藤英太郎)、島村抱月(土方与志)が牽引する文化団体、劇団である。倉本源四郎(志村喬)が開いた「高等演劇場」の2階に仮事務所、仮教室を提供してもらった。ここで開かれる演劇の講義は、大久保、島村のほか、福原圭介(薄田研二)らが講師となって、新しい演劇を生み出そうと必死である。
誰にも増して熱心な生徒がいた。小林正子(山田五十鈴)である。平井陽三(石黒達也)の紹介でともに学ぶ正子は、2度結婚し、2度目の夫も家も捨て、上京した女である。ウィリアム・シェークスピアの『ハムレット』を試演、次の公演はヘンリック・イプセンの『人形の家』である。主役の女性・ノラを演じるのは、小林正子改め松井須磨子であった。
公演は成功、須磨子は賞賛を浴びた。ノラそのものの人生を生きる須磨子の迫真の演技が観客の胸を打たないはずはなかった。須磨子の人生は変わった。そして須磨子には、恩師・島村に尊敬以上の感情が生まれていた。
ある日、須磨子の友人であった平井が、求婚をしてきた。須磨子は予想外のことに驚き、島村に相談した。そのとき島村は、須磨子に強く惹かれている自分の存在に気づいた。しかし、島村は養子であった。古い家制度。ノラが打ち破ろうともがいたものそのものではないか。
島村と須磨子の恋愛は、大きな問題となり、二人は協会を脱退せざるを得なくなった。二人は新たに、さらに自由な演劇世界を求めて、「芸術座」を設立した。『早稲田文学』同人たちに励まされ、レフ・トルストイの『復活』を上演、以降、賞賛を再び勝ち取った。よろこびもつかのま、島村は病に倒れ、須磨子もその後を追った。
誰にも増して熱心な生徒がいた。小林正子(山田五十鈴)である。平井陽三(石黒達也)の紹介でともに学ぶ正子は、2度結婚し、2度目の夫も家も捨て、上京した女である。ウィリアム・シェークスピアの『ハムレット』を試演、次の公演はヘンリック・イプセンの『人形の家』である。主役の女性・ノラを演じるのは、小林正子改め松井須磨子であった。
公演は成功、須磨子は賞賛を浴びた。ノラそのものの人生を生きる須磨子の迫真の演技が観客の胸を打たないはずはなかった。須磨子の人生は変わった。そして須磨子には、恩師・島村に尊敬以上の感情が生まれていた。
ある日、須磨子の友人であった平井が、求婚をしてきた。須磨子は予想外のことに驚き、島村に相談した。そのとき島村は、須磨子に強く惹かれている自分の存在に気づいた。しかし、島村は養子であった。古い家制度。ノラが打ち破ろうともがいたものそのものではないか。
島村と須磨子の恋愛は、大きな問題となり、二人は協会を脱退せざるを得なくなった。二人は新たに、さらに自由な演劇世界を求めて、「芸術座」を設立した。『早稲田文学』同人たちに励まされ、レフ・トルストイの『復活』を上演、以降、賞賛を再び勝ち取った。よろこびもつかのま、島村は病に倒れ、須磨子もその後を追った。
一夜之王 (1946) [Movie] Douban
或る夜の殿様
other title:
或る夜の殿様
/
Aru yo no tonosama
衣笠貞之助が監督、小国英雄が脚本を担当した、1946年製作の現代劇コメディ。鉄道建設の利権を巡り、二人の商売仲間が大阪の有力商人の協力を得て、姑息な越後屋に一泡吹かせようとする物語。
明治18年、大阪商人の仁太郎と三右衛門は箱根の温泉旅館で、逓信大臣に水戸‐宇都宮間の鉄道施設を申請した。大臣は案に賛成するが、鉄道建設には自分を嫌っている水戸当主の許可が必要だと言う。水戸藩主の弟である平喜一郎であれば当主の許諾を得ることができるが、当の平喜一郎は行方不明になっているらしい。仁太郎と三右衛門は、ライバルであり傲慢かつ姑息な越後屋を出し抜くため、たまたま旅館を訪れた苦学生を平喜一郎に仕立て上げ、越後屋を騙す計画を立てた。
明治18年、大阪商人の仁太郎と三右衛門は箱根の温泉旅館で、逓信大臣に水戸‐宇都宮間の鉄道施設を申請した。大臣は案に賛成するが、鉄道建設には自分を嫌っている水戸当主の許可が必要だと言う。水戸藩主の弟である平喜一郎であれば当主の許諾を得ることができるが、当の平喜一郎は行方不明になっているらしい。仁太郎と三右衛門は、ライバルであり傲慢かつ姑息な越後屋を出し抜くため、たまたま旅館を訪れた苦学生を平喜一郎に仕立て上げ、越後屋を騙す計画を立てた。
Dedication of the Great Buddha (1952) [Movie] Douban TMDB IMDb WikiData
大佛開眼
other title:
大佛开眼
/
大佛開眼
…
The film depicts how the work to build the Great Buddha overcame a number of obstacles as proponents and opponents clashed over the construction of the Buddha. This work is based on a play by Hideo Osada, which was performed by the Shin Kyodo Theater Company in 1940.
鲤名银平 雪之候鸟 (1933) [Movie] Douban
鯉名の銀平 雪の渡り鳥
director:
Teinosuke Kinugasa
actor:
林长二郎
other title:
鯉名の銀平 雪の渡り鳥
乱发 (1961) [Movie] Douban
みだれ髪
other title:
みだれ髪
明治三十年、東京--深川の材木問屋の娘・勝山夏子が明石病院にかつぎこまれた。怪我をさせたのは両国のどじょう屋の板前・杉本愛吉で、酔ってふりまわした一升ビンが夏子の足にあたったのだ。夏子の手当をしたのは山ノ井光起という若い医師、彼には華族の娘貞子という婚約者がいた。いつしか光起と夏子は恋しあうようになった。光起の仕事を理解するため、夏子はドイツ語塾に通った。が、そこで身分が違うといじめられた。これを知った愛吉は塾に怒鳴りこんだ。それが原因で夏子はお出入り禁止、光起との交際も禁じられた。しょげる夏子をみる愛吉は、自分の彼女に対する愛を知った。深川の大火で夏子の家は丸焼けになった。病身の父と借財のため、夏子は光起をあきらめる決心をした。歳月は流れた--芸者になった夏子は小夏と名のり下田に流れていた。彼女を慕う愛吉は、近所の“河伝”に住みこんでいた。金でなびかぬ小夏に“河伝”の親爺が熱を上げ、刃傷沙汰を起し、止めに入った愛吉はクビになった。夏子は小田原に住みかえ、愛吉も後を追った。一日、愛吉の真情を知った夏子は、彼を箱根に誘った。一方、貞子との結婚に失敗した光起は悶悶の日を送っていた。たまたま熱海に行った光起は、夏子の消息を知り料亭相模屋で二人は再会した。その席へ出刃を持った愛吉がとびこんできた。彼は光起の気持を誤解したらしく、いきなり彼に切りかかった。それを止めようとして仲に入った夏子の脇腹にささってしまった。明日は二人で箱根に行くという前夜、愛吉に手をとられながら夏子は寂しく息絶えた。
琴与佐助 (1961) [Movie] Douban
お琴と佐助
other title:
お琴と佐助
谷崎潤一郎の「春琴抄」の三度目の映画化。「みだれ髪」の衣笠貞之助が脚色・監督、「女は二度生まれる」の村井博が撮影した。
スタッフ
監督 衣笠貞之助
製作 永田雅一
原作 谷崎潤一郎
脚色 衣笠貞之助
企画 土井逸雄
撮影 村井博
音楽 斎藤一郎
美術 柴田篤二
録音 西井憲一
スチル 宮崎忠男
照明 泉正蔵
キャスト
お琴 山本富士子
佐助 本郷功次郎
安左衛門 花布辰男
おしげ 賀原夏子
お良 長谷川季子
新助 三津田健
利太郎 川崎敬三
千吉 潮万太郎
春松検校 中村伸郎
由造 春本富士夫
幸治 花野富夫
善助 中条静夫
平七 森矢雄二
定七 仲村隆
お徳 町田博子
お種 橘公子
お咲 田中三津子
お才 三浦友子
おしま 水木麗子
娘一 藤野千佳子
娘二 山中和子
娘三 北見洋子
市蔵 見明凡太朗
ことみ 三保まりこ
友達A 早川雄三
友達B 磯貝昇
友達C 竹村南海児
友達D 井上信彦
友達E 山中雄二
友達F 石井竜一
芸妓一 市田ひろみ
芸妓二 種井信子
芸妓三 近江輝子
芸妓四 加治夏子
芸妓五 花井弘子
医者 丸山修
娘A 園敦子
娘B 小笠原まり子
大阪道修町の薬問屋に生れた鵙屋春琴は両親の寵愛を一身に集めていたが九歳の時失明した。琴三絃の道を志したが、その道でも優れた才能を見せ十五歳になると同門で彼女に比肩する者がいなくなった。師匠の春松検校の家までの道を春琴は丁種の佐助に手をひかれて通った。佐助は彼女より四つ年上で十三の時から奉公に上っていた。検校の家で春琴を待つ間、春琴の習っている音曲を覚え、小遣銭を貯めて古い三味線を買い仲間が寝静まった後で独り稽古を始めた。その熱意が認められ、気難しい春琴の遊び相手を勤める意味もあって佐助は春琴から三味線を教わることになった。鵙屋の夫婦は、改めて佐助を春松検校の門に入れた。それから一年春琴は妊娠した。春琴は頑として相手の名をいわなかった。間もなくその子は他所へ貰い子に出された。夫婦は、春琴のあたりまえの結婚は難しいと知って、気心の知れた佐助を春琴の婿にしようと思った。だが、春琴は一言のもとにその話をはねつけた。雇人の佐助などとんでもないというのである。そんなうちに、春松検校が死去したため春琴は独立した。当時、春琴は琴も三味線も大阪第一流の名手になっていたが、その傲慢さと稽古の凄まじさのため弟子の数も少く、中には撥で眉間を破られる者もあった。そうした者の意趣晴らしか、或いは春琴と佐助の仲を妬んだ者の悪戯か、或る夜ひそかに忍びこんで、春琴の顔に熱湯を浴びせた者があった。呻き声に佐助が春琴の寝床にかけ寄ると、春琴は浅ましく変った顔をかくして見せようとしなかった。やがて傷も治り、繃帯を除らねばならぬ時がくると、春琴は顔をみられたくないと泣いた。春琴を愛する佐助は、縫針で自分の眼をつぶした。春琴はその感動に佐助の自分に対する愛情を知った。初めて同じ世界に住むことになった二人はその幸せに相擁して泣くのだった。
スタッフ
監督 衣笠貞之助
製作 永田雅一
原作 谷崎潤一郎
脚色 衣笠貞之助
企画 土井逸雄
撮影 村井博
音楽 斎藤一郎
美術 柴田篤二
録音 西井憲一
スチル 宮崎忠男
照明 泉正蔵
キャスト
お琴 山本富士子
佐助 本郷功次郎
安左衛門 花布辰男
おしげ 賀原夏子
お良 長谷川季子
新助 三津田健
利太郎 川崎敬三
千吉 潮万太郎
春松検校 中村伸郎
由造 春本富士夫
幸治 花野富夫
善助 中条静夫
平七 森矢雄二
定七 仲村隆
お徳 町田博子
お種 橘公子
お咲 田中三津子
お才 三浦友子
おしま 水木麗子
娘一 藤野千佳子
娘二 山中和子
娘三 北見洋子
市蔵 見明凡太朗
ことみ 三保まりこ
友達A 早川雄三
友達B 磯貝昇
友達C 竹村南海児
友達D 井上信彦
友達E 山中雄二
友達F 石井竜一
芸妓一 市田ひろみ
芸妓二 種井信子
芸妓三 近江輝子
芸妓四 加治夏子
芸妓五 花井弘子
医者 丸山修
娘A 園敦子
娘B 小笠原まり子
大阪道修町の薬問屋に生れた鵙屋春琴は両親の寵愛を一身に集めていたが九歳の時失明した。琴三絃の道を志したが、その道でも優れた才能を見せ十五歳になると同門で彼女に比肩する者がいなくなった。師匠の春松検校の家までの道を春琴は丁種の佐助に手をひかれて通った。佐助は彼女より四つ年上で十三の時から奉公に上っていた。検校の家で春琴を待つ間、春琴の習っている音曲を覚え、小遣銭を貯めて古い三味線を買い仲間が寝静まった後で独り稽古を始めた。その熱意が認められ、気難しい春琴の遊び相手を勤める意味もあって佐助は春琴から三味線を教わることになった。鵙屋の夫婦は、改めて佐助を春松検校の門に入れた。それから一年春琴は妊娠した。春琴は頑として相手の名をいわなかった。間もなくその子は他所へ貰い子に出された。夫婦は、春琴のあたりまえの結婚は難しいと知って、気心の知れた佐助を春琴の婿にしようと思った。だが、春琴は一言のもとにその話をはねつけた。雇人の佐助などとんでもないというのである。そんなうちに、春松検校が死去したため春琴は独立した。当時、春琴は琴も三味線も大阪第一流の名手になっていたが、その傲慢さと稽古の凄まじさのため弟子の数も少く、中には撥で眉間を破られる者もあった。そうした者の意趣晴らしか、或いは春琴と佐助の仲を妬んだ者の悪戯か、或る夜ひそかに忍びこんで、春琴の顔に熱湯を浴びせた者があった。呻き声に佐助が春琴の寝床にかけ寄ると、春琴は浅ましく変った顔をかくして見せようとしなかった。やがて傷も治り、繃帯を除らねばならぬ時がくると、春琴は顔をみられたくないと泣いた。春琴を愛する佐助は、縫針で自分の眼をつぶした。春琴はその感動に佐助の自分に対する愛情を知った。初めて同じ世界に住むことになった二人はその幸せに相擁して泣くのだった。
Three Women Around Yoshinaka (1956) [Movie] Douban
新平家物語 義仲をめぐる三人の女A Spring Bouquet (1958) [Movie] Douban
春高樓の花の宴源氏物語 浮舟 (1957) [Movie] Douban
other title:
Floating Vessel
源氏物語「宇治十帖」に登場する浮舟をヒロインにした北条秀司の同名戯曲の映画化。「朱雀門」の八尋不二が脚色、「月形半平太(1956)」の衣笠貞之助が監督した。撮影は「母白雪」の竹村康和。主演は「鼠小僧忍び込み控 子の刻参上」の長谷川一夫、「朱雀門」の山本富士子、市川雷蔵、「女優(1956)」の乙羽信子、「大阪物語」の中村鴈治郎、中村玉緒、三益愛子。ほかに夏目俊二、柳永二郎、浪花千栄子、浜世津子、橘公子など。色彩は大映カラー。
きらびやかな平安の都に東国から二人の母娘、常陸の介の妻中将と、中将がいまは亡き都の貴族八の宮との間に生んだ少女浮舟がやって来た。--浮舟にとっては異母姉にあたる八の宮の姫大君の葬いにきたのだ。丘の上の墓所で、母娘は大君を愛していた薫の君に出遭った。薫の君は浮舟の野性美もさることながら、その顔立ちがあまりにも生前の大君と瓜二つなので驚くが、いつしかそれは彼女への深い思慕に変った。浮舟母娘は大君の妹の中の君が嫁いでいる匂宮の館に滞在しているが、匂宮は清純な愛を信じる薫の君とは反対に次から次へと女を愛する快楽主義者であった。ある日、薫の君の案内で洛中の名所をめぐりまわった浮舟は、朱雀門の池の端で薫の君から想いを打ち明けられたが、彼女は踵をかえして走り去った。その数刻後、彼女は清冷院の東庭で匂宮に出会った。匂宮は強引に彼女を抱き寄せたが、彼女は彼を突き飛ばす。--時が流れて、浮舟は居を宇治の元の八の宮の山荘に移し、いまは薫の君の深い愛を信じ、毎日彼の訪れを心待ちに待っている。その間も匂宮は何かと浮舟を誘惑しようとした。ある日、匂宮は浮舟に薫の君が帝の勅諚で皇女二の宮と結婚しなければならなくなったと騒ぎ、彼女が動揺するのにつけ込んで、その夜無理矢理に彼女の体を抱いた。だが、浮舟の理性が崩れ去った頃、薫の君は地位も名誉もなげうって、浮舟の愛のみを信じ、勅諚に反して彼女の許へ牛車を急がせていたのだ。しかし、薫の君は全てを知って絶望に立ちすくんだ。勝ち誇った匂宮は浮舟を都に連れて行こうとする。と、彼女は山荘のどこにもいない。薫の君は浮舟の死を直感した。たとえ、どのようなことがあっても、二人は心の底で結びついていたのだ。山荘の女房たちの浮舟を求める声を遠くに、いつか薫の君は宇治川のほとりに出た。夜明けの靄が川面に垂れこめている。その時、白い被衣が川底に没して行くのがわかった“浮舟ッ”薫の君は悲痛な叫びをあげ、一歩、二歩思わず川の中に身を進めていた。
きらびやかな平安の都に東国から二人の母娘、常陸の介の妻中将と、中将がいまは亡き都の貴族八の宮との間に生んだ少女浮舟がやって来た。--浮舟にとっては異母姉にあたる八の宮の姫大君の葬いにきたのだ。丘の上の墓所で、母娘は大君を愛していた薫の君に出遭った。薫の君は浮舟の野性美もさることながら、その顔立ちがあまりにも生前の大君と瓜二つなので驚くが、いつしかそれは彼女への深い思慕に変った。浮舟母娘は大君の妹の中の君が嫁いでいる匂宮の館に滞在しているが、匂宮は清純な愛を信じる薫の君とは反対に次から次へと女を愛する快楽主義者であった。ある日、薫の君の案内で洛中の名所をめぐりまわった浮舟は、朱雀門の池の端で薫の君から想いを打ち明けられたが、彼女は踵をかえして走り去った。その数刻後、彼女は清冷院の東庭で匂宮に出会った。匂宮は強引に彼女を抱き寄せたが、彼女は彼を突き飛ばす。--時が流れて、浮舟は居を宇治の元の八の宮の山荘に移し、いまは薫の君の深い愛を信じ、毎日彼の訪れを心待ちに待っている。その間も匂宮は何かと浮舟を誘惑しようとした。ある日、匂宮は浮舟に薫の君が帝の勅諚で皇女二の宮と結婚しなければならなくなったと騒ぎ、彼女が動揺するのにつけ込んで、その夜無理矢理に彼女の体を抱いた。だが、浮舟の理性が崩れ去った頃、薫の君は地位も名誉もなげうって、浮舟の愛のみを信じ、勅諚に反して彼女の許へ牛車を急がせていたのだ。しかし、薫の君は全てを知って絶望に立ちすくんだ。勝ち誇った匂宮は浮舟を都に連れて行こうとする。と、彼女は山荘のどこにもいない。薫の君は浮舟の死を直感した。たとえ、どのようなことがあっても、二人は心の底で結びついていたのだ。山荘の女房たちの浮舟を求める声を遠くに、いつか薫の君は宇治川のほとりに出た。夜明けの靄が川面に垂れこめている。その時、白い被衣が川底に没して行くのがわかった“浮舟ッ”薫の君は悲痛な叫びをあげ、一歩、二歩思わず川の中に身を進めていた。
Yoso (1963) [Movie] Douban
other title:
妖僧
/
Bronze Magician
Yoso is truly a lost classic, set in the Nara Era (710-794), from Kinugasa Teinosuke the same writer/director who gave us the recognized classic Gate of Hell (Jigokumon, 1952) & the milestone silent surrealist masterpiece A Page of Madness (Kurutta Ippeji, 1926).
Yoso means "esoteric priest" which implies "sorcerer." For such a rarely screened film, it seems to have attracted an unwieldy number of English titles: The Sorcerer, Ghostly Priest, Bronze Magician, Phantom Priest, & on the subtitled 35 mm print the only fully apropos title, Priest & Empress, not to be confused with another Raizo Ichikawa film called The Priest & the Beauty (Anchin to Kyohima, 1960).
Japan of the Nara Era had a sovereign female emperor or Mikado, Koken-Shotoku Tenno, who fell under the sway of a Buddhist priest named Dokyo. His influence over her proved so untoward that Empress Koken-Shotoku gave him titles which implied the imperial line might actually pass to him should the Empress die, despite that the imperial line had been preserved as a single dynasty back into prehistory.
The crisis engendered by Dokyo led to the banning of women ever again becoming Mikado, a decision periodically revisited including in our own generation when there stood a strong threat of no authentic male heir.
The film takes this historical reality & makes of it a believable though tough & very odd love story. Dokyo, who has indeed been called "the Japanese Rasputin," is here played by Raizo Ichikawa. Though Dokyo clearly uses the affections of the Empress (played by the ethereally beautiful Yukiko Fuji) for personal gain & power, his intense devotion to Shotoku is nevertheless no falsehood. When it comes time for his assassination, it is very much Rasputin-like, as he is damnably difficult to kill. It's portrayed quite horrifically but it remains simultaneously sorrowful because his love of Shotoku was no pose.
Yoso means "esoteric priest" which implies "sorcerer." For such a rarely screened film, it seems to have attracted an unwieldy number of English titles: The Sorcerer, Ghostly Priest, Bronze Magician, Phantom Priest, & on the subtitled 35 mm print the only fully apropos title, Priest & Empress, not to be confused with another Raizo Ichikawa film called The Priest & the Beauty (Anchin to Kyohima, 1960).
Japan of the Nara Era had a sovereign female emperor or Mikado, Koken-Shotoku Tenno, who fell under the sway of a Buddhist priest named Dokyo. His influence over her proved so untoward that Empress Koken-Shotoku gave him titles which implied the imperial line might actually pass to him should the Empress die, despite that the imperial line had been preserved as a single dynasty back into prehistory.
The crisis engendered by Dokyo led to the banning of women ever again becoming Mikado, a decision periodically revisited including in our own generation when there stood a strong threat of no authentic male heir.
The film takes this historical reality & makes of it a believable though tough & very odd love story. Dokyo, who has indeed been called "the Japanese Rasputin," is here played by Raizo Ichikawa. Though Dokyo clearly uses the affections of the Empress (played by the ethereally beautiful Yukiko Fuji) for personal gain & power, his intense devotion to Shotoku is nevertheless no falsehood. When it comes time for his assassination, it is very much Rasputin-like, as he is damnably difficult to kill. It's portrayed quite horrifically but it remains simultaneously sorrowful because his love of Shotoku was no pose.
Four Love Stories (1947) [Movie] Douban
四つの恋の物語汤岛白梅 (1955) [Movie] Douban
婦系図 湯島の白梅
other title:
婦系図 湯島の白梅
/
Fukeizu yushimano hakubai
年轻的学者早濑主税(鹤田浩二 饰)自幼失去父母,德高望重的酒井教授(森雅之 饰)将其收为义子,精心培育成人。早濑和艺妓阿莺(山本富士子 饰)私定终身,但苦于社会舆论迟迟不敢告诉义父。某夜阿莺在夜市被人诬陷盗窃,早濑赴警局将其领回,二人恋情由此曝光。
酒井教授得知此事严命早濑离开阿莺,在恩义和爱情之间早濑最终选择前者,痛苦地离开心爱之人。然而时间无法冲淡一切,痴心的阿莺对早濑的思念从未停止……
改编自日本文学巨匠泉镜花的作品《妇系图》。
酒井教授得知此事严命早濑离开阿莺,在恩义和爱情之间早濑最终选择前者,痛苦地离开心爱之人。然而时间无法冲淡一切,痴心的阿莺对早濑的思念从未停止……
改编自日本文学巨匠泉镜花的作品《妇系图》。