Kōji Shitara — Actor (3)
Eyes of Children (1956) [Movie] Douban
子供の眼
director: 川头义郎 actor: 設楽幸嗣 / 丹阿弥谷津子
other title: 孩子的眼睛 / 子供の眼
郊外の都営住宅に住むサラリーマンの三田村俊二は妻を喪うと、歯科医の幸子を後妻に迎えた。幸子は結婚後も実父の医院へ手伝いに出かけるので二人が出勤したあとは、先妻との間に生まれた修と俊二の妹で母代りの喜世子の二人暮らしというわけである。やがて幸子の実家の肝入りで、喜世子が硫安工場で働く藤田と見合いをしたころ、俊二は名古屋に転任ときまった。ところが幸子の母は一人娘の彼女を手許から離す気になれず、幸子もまたそうした母にひきずられているようだった。俊二はひとりで名古屋に発った。喜世子は急に冷たくなった藤田の態度が納得できず、勇を鼓して会ってみると、意外にも幸子の母から縁談解消の申し入れがあったからだと判った。だが、二人の心は却って強く結ばれた。喜世子の手紙で委細を知った俊二は、幸子と別れる覚悟で上京したが、一方、幸子も修のためによき母となる決心で実家から帰ってきた。俊二の呼び声を聞きながら、裏の原っぱで石を投げている修の眼は、うれし涙で濡れていた。
Yellow Crow (1957) [Movie] Douban
黄色いからす
other title: 黄色乌鸦 / 黄色いからす
吉田一郎が十五年ぶり中国から戻った時、妻マチ子は鎌倉彫の手内職で息子清と細々暮していた。博古堂の女経営者松本雪子は隣家のよしみ以上に何かと好意を示していたが、雪子の養女春子と清は大の仲良し。一郎は以前の勤務先南陽商事に戻り、かつて後輩だった課長秋月の下で、戦前とまるで変った仕事内容を覚えようと必死。清は甘えたくも取りつくしまがない。一年は過ぎ、吉田家には赤ん坊が生れ光子と名付けられたが、清は一郎の愛情が移ったのに不満。小動物小昆虫の飼育で僅かにウップンを晴らすが、一郎にそれ迄叱られる。ある日、清らは上級生と喧嘩の現場を担任の靖子先生にみつかる。その晩、会社の不満を酒でまざらして一郎が戻った処に、喧嘩仲間の子のお婆さんが孫が怪我したと文句をつけてきた。身に覚えのない清は、一郎に防空壕へ閉め込まれてしまう。翌日は清と雪子、春子三人のピクニックの日。猟銃で負傷したカラスの子を幼い二人は自分らの動物園に入れようと約束した。留守中、吉田家を訪れた靖子は、清の絵に子供の煩悶と不幸が現われていると語り、マチ子は胸をつかれる。その夜は機嫌のいい一郎、清も凧上げ大会に出す大凧をねだるが、カラスのことは話せなかった。次の日靖子先生が近く辞めると聞いた清は落胆。加えて或る日留守番中、上級生の悪童らにからかわれて喧嘩となり、赤ん坊の光子までカスリ傷を負った。マチ子の驚き、一郎の怒り、揚句の果て可愛いカラスまで放り出され凧の約束も無駄、清は「お父さんのうそつき、死んじまえ」と書いた紙片を残し、靖子先生に貰ったオルゴールを抱いて家出。林の中や海辺をアテもなくさまよう。何かを求めるような清の疲れた足どり。マチ子、雪子らの捜索の末、清は松本家の物置小屋に居るのが判ったが雪子の家の子にしてと訴える清にマチ子は飜然と自らの誤ちを悟る。彼女は夫に戦争の傷痕から来た家庭の危機を涙と共に訴えた。雪子に送られて清が戻って来た時、一郎も始めて清を力強く抱きしめる。明ければ元旦。靖子先生に送る、と清の描く画も今は明るい色調。凧上げに急ぐ一郎と清の足どりも、軽くはずんでいた。初空に清のトンビ凧も高く上って行った。
Good Morning (1959) [Movie] Eggplant.place TMDB IMDb Douban WikiData
お早よう
8.8 (153 ratings) director: 小津安二郎 actor: 杉村春子 / 笠智众
other title: Buon giorno / お早よう
A lighthearted take on director Yasujiro Ozu’s perennial theme of the challenges of inter­generational relationships, Good Morning tells the story of two young boys who stop speaking in protest after their parents refuse to buy a television set. Ozu weaves a wealth of subtle gags through a family portrait as rich as those of his dramatic films, mocking the foibles of the adult world through the eyes of his child protagonists. Shot in stunning color and set in a suburb of Tokyo where housewives gossip about the neighbors’ new washing machine and unemployed husbands look for work as door-to-door salesmen, this charming comedy refashions Ozu’s own silent classic I Was Born, But . . . to gently satirize consumerism in postwar Japan.