父を送る まさしんぐWORLD CONCERT 2010(DVD付) [CD+DVD]
豆瓣
简介
2010年5月20日NHKホールで開催された「まさしんぐ WORLD CONCERT 2010」の模様を収録するさだまさしの2枚組み最新ライヴ・アルバムです。本コンサートの趣旨は昨年暮れに亡くなられたさださんの父雅人氏を偲んで在りし日の思い出を語り係わりの深い歌を歌うという物で、恐らくさぞや厳粛な内容なのだろうと想像しますが、さださんもライヴの中で「湿っぽいのは嫌なんだ」と言われている様に、何時も通りの楽しく元気なトークが聞ける普段着のライヴ盤ですので身構えずに安心してお楽しみ下さい。
まず、歌については最新アルバム「予感」からの2曲も歌われていますが、さださんは本当に昔の歌を大切にされているなといつもながらに感じます。「島原の子守唄」を除く全曲が倉田信雄氏のステージ・アレンジで、久し振りに聴く遠い昔の曲も以前にも増してより魅力的に甦っています。雅人氏が一番好きだったという「惜春」、人生の厳しさを歌った若い頃の名曲「転宅」が、それから16年後に書かれた曲「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」では優しく思い出を振り返る歌になったさださんの心境の変化を感じます。「戦友会」「銀杏散りやまず」「精霊流し」「生生流転」「風に立つライオン」と続く渋いナンバーは今時にはない古めかしい曲調ですが、さださんにしか生み出せない普遍的な輝きを放つ永遠の名曲達だと思います。そして、円熟のトークですが今回は真面目な話の中にも必ず笑いが入っている所にさださんの悲しみを表に出さない決意と配慮を感じました。今回のトークはさださんの家族史とも呼べる内容なのですが、それにしても個人的な昔話を全く退屈させずに面白おかしく語られる話芸の才能には本当に敬服させられます。本盤には一度聞いたら忘れられない面白い話がたくさんあります。「傘の話」「海辺で○○○を踏んだ話」「潜水艦沈没の話」「詩島初上陸の話」「2つの幽霊話」「ビルマの竪琴の駄洒落の話」「何時か書く本の話」「御神籤の当選者の基準の話」等々と誰もが腹を抱えて笑う事間違いないでしょう。座長挨拶では開口一番「今年も生きて会えて良かった」と笑いを誘いながらも真面目な話そんな年になられている訳ですが、これからもずっとさださんらしい明るく元気の出るコンサートで楽しませて頂きたいと願っています。
tracks
ディスク:1
1. 座長挨拶
2. 案山子
3. 惜春
4. 父の生い立ち (トーク1)
5. 島原の子守唄
6. 邪馬臺
7. 宮崎康平さんのこと (トーク2)
8. 転宅
9. 薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク
10. さよなら伊号潜水艦 (トーク3)
ディスク:2
1. 茨にもきっと花咲く
2. その橋を渡る時
3. オバケの正体 (トーク4)
4. 戦友会
5. 老兵の敬礼 (トーク5)
6. 銀杏散りやまず
7. 精霊流し
8. さだのヤバいじいちゃん (トーク6)
9. 生生流転
10. ライオンの友だち (トーク7)
11. 風に立つライオン
ディスク:3
1. 戦友会
2. 銀杏散りやまず
3. 精霊流し