江藤淳と少女フェミニズム的戦後
豆瓣
ISBN: 9798311824941
作者:
大塚英志
出版社:
TOBIO BOOKS
发行时间: 2025
-3
页数: 276
简介
校正のために久しぶりに読み直してみてこの本が戦後、あるいは近代に生きる私たちは「国家」なるものをいいかげん諦念し孤立するべきだとただひたすら説く批評でもあったのかと改めて思い感慨深い。そんなことを江藤淳という人の意固地とさえ見える「孤立」を介し考えようとしていたらしい。この後ぼくは文壇からも論壇からも足を洗い、文学について書くことや考えることはやめてしまった。だが、本書で示した政治的立ち位置は今も変わらない。(「私家版あとがき」より)
目录
序章 犬猫に根差した思想
第一章 サブカルチャー文学論・江藤淳編
1 「ツルリとしたもの」と妻の崩壊
2 「母を崩壊させない小説」を探した少年のために
3 江藤淳と少女フェミニズム的戦後
第二章 江藤淳と来歴否認の人々
1 三島由紀夫とサブカルチャーとしての日本
2 手塚治虫と非リアリズム的「日本語」の可能性
3 江藤淳と来歴否認の人々
4 柳田國男と「家」への忸怩
5 村上春樹と村上龍の「私」語りをめぐって
終章「歴史」と「私」の軋む場所から
あとがき
あとがき梗概――文庫版「あとがき」にかえて
私家版あとがき
初出一覧